ベンツW212 E250ハブセンターのベアリング、微かなガタつき

W212 E250のエンジンルーム内のチェックを入念に行う中村カードクター

この車、ミディアムクラスに見えない車体サイズにまず驚き。

目につくのは「SL顔」。

204系Cクラスで導入されて、国内ではこちらの方が人気を博しているフロントデザイン。EクラスはCクラスの状況を踏まえたのか、事実上こちらの顔が標準設定となっているらしい。

この真剣な表情が物語るゴッドハンド中村

下廻りも入念に診ていくがオイル漏れなし、フロントショックのブッシュにも亀裂なし、などなど・・・・ないないづくしの状態だ。

・・・で、左フロントタイヤのガタツキをチェックした時、わずかに揺れが伝わってきた。ここを輸入車ドクターの中村が見逃すわけがない。

「この揺れ、わかりますか?」と手招きされ、同じようにタイヤを縦方向に揺らして前後させてみる。 自分にはこの微かな揺れが伝わってこない! 自分なら異常なしと見逃してしまうところだ。

このW212,悪いところが見つからないです~よ~。

下廻りのプロテクションカバーを取外し懐中電灯でオイル漏れや擦れなどをチェックするがそんな兆候すら見つけることができなほどイイコンディションのE250。

威圧感があるのにスタイリッシュ!なW212
ダッシュボードは質実剛健なE250

・・・というわけで受入検査が終了した。

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