アウディTT ロードスター Stage 1 tuning model クアトロのお目見え

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一体、TTクアトロってどんなクルマ?

アウディTTは、1998年9月にデビューした、A3ベースの2+2シータースペシャルティモデル。現代カーアティストの中でも市販車スポーツモデルで評価の高いフリーマン・トーマスの手になる斬新なボディスタイルが話題になった。

翌年、ロードスターが市販化。搭載される1.8リッター5バルブターボは、180psと225ps、2種類のチューンがある。トランスミッションは、前者が5MT、後者が6MTである。駆動方式は、「クワトロ」こと4WDのほか、FFもある。

 

TTクーペのFFモデルは、欧州ではデビュー当初から用意されていたが、日本では、2001年1月10日から発売が開始された。1.8リッターターボは過給タービンを小径化、225psから180psにデチューンされる。組み合わされるギアボックスも、コンベンショナルな5段MTと、ギアが1枚少ない。(CG2001年秋号の記事から転載)

こんな車だ。

上下で濃淡に分けられたインテリア。全体に、樹脂類の質感がいい。スケッチから抜け出たかのような「リング」に執着したインパネまわりは、わかりやすいデザインで好感が持てる。

前席シートはたっぶりした座面長をもち、適度に硬い座り心地。後席はいうまでもなく、エマージェンシーまたは小さな子供用。前席バックレストを倒した狭い開口部から乗り込むので、大人は必ず天井に頭をブツける。(笑)